伝説の冷やし中華

 

 

潮の香り、あふれるような青、蒸せるような熱気
空は鮮やかな空色、なんとも言えない波のうつ音
そして水着の女の子!!!!

友也「海だ〜!海だ〜!水着ギャルだ!!!」
光哉「水着ギャルって表現がなんだかふるいな」
友也「突っ込みところがそこかよ!」
光哉「てか友也(ともや)テンション高い」
友也「悪かったな」
軽く光哉(こうや)と話していたら後ろから達也(たつや)と女子高生5人がきた。
女子高生といっても部活のメンツであるが・・・
まあ男3人で海に行くよりかはマシであろうということで俺が呼んでおいた。
鞘花(さやか)先輩の水着姿を見たかったなどという不純な動機は永遠に秘密であるが(笑)
友也「一つ聞く、達也君なぜ君は鞘花先輩たちと一緒にきているんだ?」
達也「そこでジュースを買っていたらばったり会った」
なに!?そんなイベントが!!!光哉のせいだ!ちくしょう!!!
バシ!
光哉「なんで殴るんだ」
友也「気にするな」
光哉がモンクをいってるが気にしない。
それより鞘花先輩は鞘花先輩は鞘花先輩は!?
実夏「わしらはアウトオブ眼中ですか?友也先輩」
友也「もう、わしらとか言わない、実夏(みか)の人称は僕じゃないと萌えないよ」
実夏「また萌えとかいってるしこの人・・・」
友也「てか水着着るとツルペタなのがまるわかりだな(笑)」
実夏「ははは〜、私が闇黒拳法を極めたことを忘れましたか?先輩」
友也「フ!龍極神拳(りゅうきょくしんけん)は無敵だ!!!」
俺は構えを取ると実夏も構えを取る。
ジリ・・・砂浜に足をとられないように気をつけながら間合いを取る。
鞘花「も〜、二人ともやめなさい」
あ!鞘花先輩だ!!!水着姿もゲキプリチー(死語)
実夏「すきありです!!!」
し、しまった〜
実夏「闇黒拳法奥義、毎日我憂鬱(まいにちがゆううつ)!!!」
そっこう奥義かよ・・・しかもネーミングセンスねー
実夏の一撃が俺の腹に入った。
友也「さいごに鞘花先輩を見れてよかった・・・我が生涯に一片の杭なし!!!」
いちよういっておくが杭は誤字ではないからな・・・
光哉「さっきの台詞、法律に触れないのか?」
達也「まあ大丈夫だろ」
しんぱいするのはそこかよ!!
あ・・・もうだめだ、なんだか意識が・・・


ザーザーザー・・・
波の音で目がさめた
鞘花「あ、気づきましたか?」
鞘花先輩がヒョコッと視界の外からヒョコッとでてきた
友也「白い世界・・・」
鞘花「なんですか?それ?」
友也「なんだか脳内で言えという命令が・・・企画がどうとか」
鞘花「意味わかりませんよぉ」
友也「俺もわかりませんし(笑)ところで皆はどうしたんですか?」
鞘花「海の家でご飯食べにいってますよ」
友也「そうなんですか、じゃあ皆のところにいきますか!」
鞘花「そうですね」
鞘花先輩と隣同士に並び話しながら海の家に向かった。
感想、鞘花先輩は萌えます(笑)
とそんな感じで海の家に到着した。
光哉「お!無事だったのか友也」
実夏「チ!しとめそこねたか」
実夏を無視して光哉に話しかける
友也「なんとか生きてたよ、ナイチチガールの実力もたいしたことないな(笑)」
実夏「まだ言うか、こいつ」
実夏の殺気を感じるが無視することにする。
達也「冷やし中華大食いにチャレンジしよう」
はなしがつながってねぇ!!!作者の力量か・・・
達也「5人、人を集めればチャレンジできる」
なぜそんなものにチャレンジしなきゃいけないんだ。
達也「5人のうち一人でも10杯食べれたらこっちの勝ちで料金はタダだが負けると一人2000円払わないといけない」
なんか説明しだしたよ、この人
達也「で、参加しよう!」
なぜ?俺は絶対参加しねェ、そもそも冷やし中華好きじゃねえし
鞘花先輩「面白そうですね♪」
友也「参加しましょう!」
軽蔑するなら勝手にしろ!鞘花先輩は絶対なのだ。
光哉「じゃあ俺も参加しようかな、冷やし中華結構好きだし」
実夏「ダイエット中ですから遠慮します。頼むなら智花(ちか)か涼子(りょうこ)先輩に頼んでください」
涼子「やっと私の出番か・・・だが私はパス」
智花「参加してもいいです、食べても太らない体質ですし」
実夏「いやみか・・・智花?」
智花「え・・・別にそんな意味じゃ」
実夏「え?わしは太るが智花はふとらないってか?」
友也「だから、わしとかいうな、萌えないだろ、それに食べないといつまでもナイチチだぞ(笑)」
実夏「もう!ナイチチ、ナイチチ言うな!」
鞘花「そうですよ、実夏ちゃんに失礼じゃないの」
実夏「さりげなくイタイよ」
友也「じゃあ、俺、光哉、達也、実夏、鞘花先輩、智花で参加しよう」
実夏「きょうせいですか・・・」
というわけでなぜか冷やし中華大食いチャレンジが始まった。
まずは一杯目、皆軽く食べ干した。
鞘花「わたし、もう食べらない、みんなごめんね」
鞘花先輩、2杯目に入る前にリタイア。
2杯目もなんなく食べ干した。
3杯目・・・4杯目・・・5杯目
麺の味付けにあきてきた。
てかもうムリ、ギブアップするか・・・
鞘花「友也君、がんばって〜」
友也「まだまだいけま〜す」
だから軽蔑するなら勝手にしろ、鞘花先輩は絶対なんだ。
光哉「ごめん・・・ギブ」
智花「私ももうムリです」
6杯目で光哉と智花がリタイア。
7杯目・・・8杯目。
やばい本気でムリかもだが鞘花先輩に2000円も払わせるわけにはいかない!気合入れていくぞ!
達也「わりぃ!もうムリだわ」
達也リタイア・・・
9杯目の途中。
もう麺を見るのも嫌だ。
友也「そろそろムリかも」
光哉「おい!なんとか10杯食ってくれ!今月ピンチなんだよ」
てめぇの財布なんかどうでもいい。
もうこの味あきてきた。
光哉「お〜い、友也、こっち向け」
は?なんだこのクソしんどいときに。
鞘花先輩がポンポン(運動会の応援団とかがもってる丸いやつ)をもってる。
鞘花「がんばれ〜♪」
くるくる踊ってる・・・
バン!脳内萌えスカウターがこわれた。
鞘花先輩の萌えパワーは800万を軽く超えたか・・・
って鞘花先輩に期待されてる・・・食わねば!!!
9杯目なんとか完食!!!
そこで海の家の店主が出てくる
店主「20歳の重要人物だ」
友也「はぃ?」
店主「いや気にするな、では最後の1つ、巷で噂の伝説の冷やし中華だ!!!」
友也「伝説の冷やし中華?」
店主「そうだ!伝説(中略)冷やし中華なのだ!!!」
友也「要するに珍しいというわけか・・・」
店主「そうだ!これが噂の冷やし中華Re白い世界だ!!!」
Reってんだよ、Reって!
でてきた冷やし中華の麺は真っ白だった。
食べてみた。
友也「これってそうめんじゃん!!!」
店主「フ!冷やし中華にそうめんを入れてはいけないと誰が決めた!!!」
なんだかめちゃめちゃ不味い・・・
しかも通常の1.5倍の量だし・・・
友也「これすこし卑怯じゃないですか?特に量が」
店主「しかしこれがうちのルールだ!!!」
なんて卑怯な・・・仕方ない食べきるか!
ズルズル、ズルズル、ズルズルズル・・・
いくら食っても減らないのだが
だめだ、もう食えない・・・
すみません、鞘花先輩・・・私はあなたの力になれませんでした。
友也「ギ、ギブアップします」
店主「フッ!勝った!かったぞ〜〜〜!!!さすが俺、重要人物なだけある」
店主は大喜び、光哉たちはガックし
俺がわるうござんすよ!
実夏「ごちそうだまでした」
実夏が完食してた。
店主「あれ?君、完食したの?」
実夏「しましたよ、なかなかおいしかったですね」
皆大喜び、俺今日二度目の気絶(食いすぎで)



キャーとかそんな感じの楽しい声で目がさめた。
友也「腹が痛い・・・くいすぎた」
すっかりあたりは暗くなっていた。
むくっとおきて声の方に向かう。
鞘花先輩と光哉が砂浜で追いかけっこしてる・・・
とりあえず跳び蹴りを入れることにする。
友也「クリャーーーー」
バシャーン
光哉に蹴りはクリーンヒット!海に沈めてやった(笑)
光哉「なにすんだよ!」
友也「きにするな」
光哉「きにするなって・・・まったく」
光哉が折れたようでした。
鞘花「光哉さんだいじょうぶですか?」
友也「こいつは死んでも死にません」
店主「よお!若造!起きたか」
あいかわらず、展開が無理やりだな
友也「なんだ?隣のアパートの浪人生」
店主「バレてたか(笑)差し入れに花火をやるからこのことは黙っておいてくれ」
ふ!花火で俺を買収できると思うてか!!!
鞘花「わ〜花火面白そうですね〜」
友也「黙っておきます!」
なんどもいうが(省略)
実夏「え?花火?やろ〜」
涼子「なんだか私の出番がすくない・・・」
友也「よし!じゃあ花火やるか!!!」
線香花火、打ち上げ花火etc・・・

友也「いくぞ〜〜〜花火ブレード」
花火を振り回す。
光哉「やめろ!やめろって!!!あ、服焦げた」
友也「クケーーー!」
光哉に花火をつけた。
光哉「あっちぃぃぃぃぃぃ!!!あ、5000円もした、服破れたし」
半泣きになってるのでもうやめてやるか・・・
でも破れたシャツって萌えかも?
いやどうでもいいか・・・
店主「特大打ち上げ花火、いくぞ〜」
皆、が一箇所に集まり火をつける
ジジジジジジジ、ヒューーーーーバン!
でかでかと花火が夜空にまった
ヒューーーーーバァン!
2発目だ
ふと横を見たら実夏がかき氷を食べていた
さっきの冷やし中華といいよく食うやつだな・・・
しかもダイエット中じゃなかったのかよ
実夏「誰のせえだと思ってんだ、自覚しろ」
あ・・・心の中読まれた。
実夏「そんな能力ありません!」
おもいっきり読んでるじゃん・・・

4発目、5発目、6発目・・・
花火が夜空にきれいにまう。
いつもなら海の花だ!とか思ったかもしれないが
しか〜し今回は鞘花先輩がいる!
鞘花先輩の花火を真剣に見てる横顔はまさに海の花!いや世界の花だ!!!
とか思っているうちに花火は終わった・・・

花火が終わり鞘花先輩がこんなことを言い出した
鞘花「ね〜海に願い事してからかえろ〜」
というわけで今皆は海に願い事をしている。
俺の願い事は・・・
星を掴んだ!
なぜだか俺の脳がそう願えというのだしかたがないだろ

ここで一句
夏休み (白)星を掴んだ 隣の浪人生

字余りしたがわれながらいい句だ(笑)
鞘花「みんな〜願い事終わりましたかぁ?」
一同「おわった〜」
ここで海の家の店主
別名隣の浪人生で2年連続受験で黒星を掴んだ事がない男20歳、自称重要人物とわかれた。
友也「でわかえりますかぁ!!!」
今年の夏はいい思い出ができた。
この夏の思い出は何年たっても忘れないだろう。
だって鞘花先輩が萌えなんだもん
実夏「最後の締めぐらいちゃんとしましょうよ、先輩」
 

 

 

 

あとがき

なんだかすき放題やってみたかったんです(笑

小説というよりゲームを意識してあえて

キャラの描写や地の文を書きませんでした

だからすき放題やりたかっただけなのです

キャラの名前は適当でヤンス

 

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